事業紹介

森林保護事業

森林の巡視・調査

組合員の森林を巡視し、生育状態に応じた森林整備事業の提案をし、補助金交付手続きや事業の実施を行なっています。また、低気圧や鳥獣害の被害状況を調査し、森林の復旧のための事業も行っています。森林環境譲与税を利用した、林道の開設や補修工事を実施し、森林の巡視や森林整備事業が円滑に行えるようにしています。

造林事業

新植・造林

持続可能な森林経営「伐って、植えて、育てて、使う」の基、伐採から植栽、下刈までの一貫施業を実施しています。伐採の際も造林に不適な急傾斜地や沢地、水源地などは木を残し、また、希少な猛禽類などの営巣木とその周辺木を保存するなど、森林の持つ公益的機能を損なわないよう配慮した施業を心掛けています。

植栽

伐採後、再び森林に戻すため植林をします。

下刈

苗木が周りの草より大きくなるまでの3年間、下草を刈ります。

除伐

成長の悪い木や植林木の成長を妨げる天然木などを伐採し、植林木の成長を促すための作業をします。

間伐

林間が混みすぎるのを調整し、優良木の成長を促す作業をします。また地表に光が届くようになるため低木や草などの生育を促進させ、森林の持つ多面的機能の保持にも繋がります。

立木購入

カラマツや広葉樹を立木のまま購入し、伐採します。

丸太販売

生産した丸太を、主に十勝管内の製材工場に出荷しています。

野鼠駆除

野鼠による食害を減らすため、ヘリコプターを使い空中から薬剤を散布しています。

林道整備

森林整備作業やパトロールなどのために、崩壊した箇所の補修や排水側溝布設、砂利敷設などの整備工事をしています。

森林保険

気象被害や山火事などの災害後の森林復旧の備えとして森林保険の加入推進活動を行っています。

林地斡旋

放置山林を減らすため、土地を売りたい人と買いたい人を斡旋、登記変更などの手続きを代わりに行い、森林整備に繋げています。

残材利用

今までは林内に放置されていた未利用材を搬出し、木質バイオマスの原料として利活用しています。

直近3ヶ年の施業実績

R5年度

  • 植栽
122ha
  • 素材販売
18,134㎥
  • 下刈
341ha
  • 林道整備
5,294m
  • 除間伐
317ha

R4年度

  • 植栽
126ha
  • 素材販売
17,528㎥
  • 下刈
369ha
  • 林道整備
5,733m
  • 除間伐
385ha

R3年度

  • 植栽
108ha
  • 素材販売
19,074㎥
  • 下刈
338ha
  • 林道整備
5,273m
  • 除間伐
509ha